山中伊知郎「お笑いライヴを行く!」

浦和レッズ優勝と歯痛
  なぜなんだろう。14日、急に歯が痛くなってきた。前から歯医者に「いずれここの歯は痛くなります」と指摘されていた箇所なので驚きはしなかったが、地下鉄の中でやにわに痛くなってきたのには困った。
 その地下鉄が、赤坂の事務所から、埼玉スタジアムに移動する途中の電車だったのだ。いつもは1時間半はやるミーティングをわずか30分ですませて、4時半には事務所を出て埼スタに向かう。歯痛は、優勝が決まるかどうかの興奮が歯に来てしまったのかもしれない。
 東浦和駅前に置いておいた自転車に乗って埼スタに到着したのが6時半。
すでに夜道は暗く、前方が見えにくい上に、狭い道にも自動車が入ってくるので、ちょっと危険だった。
 で、座ったのが、いつもと反対側のバックスタンド1階SA席。通路側だったため、これならトイレにも行きやすいな、とさっそくビールを買う。冷たさが歯にしみた。セパハンのサポーターがどのくらい来てるか見てみると、さすがに城南一和のトキりもグッと少ない。遠いもんな。在日のイラン人しか来れなかったのだろう。
 となりで、一人でやってきていた女性客は、もう試合が始まる前から気
合が入っていて、サポーター席の応援に合わせて、一緒に声を出していた。
 実際、さすがにこの試合はSA席もサポーター席ほどではないが、応援はヒートアップしており、試合中、何度か、全員総立ちになったシーンがあった。
 試合内容そのものは、まァ、よくみんな最後まで集中を切らさないで、ご苦労さんといいたくなるモノだった。ポンテは足がもつれてヨロヨロだし、阿部は何度も腰さすってるし、もう最後の10分はまとめて2−3点入れられても仕方ないくらいにレッズの選手はへたばっていた。それでも、ゴール前に相手が迫ってくると、そのまわりを素早く取り囲み、自由には打たせない。糸が切れなかった。
 強くなったな。改めて15年を振りかえってそう思う。それは何より、とてもいい。しかし、チケットが取れなくなった。世界クラブ選手権は、チケット購入はもちろん、マスコミ取材でも入れそうにないので、諦めてテレビで見ることにする。もはや個人が年間シート席分以外で、レッズの試合を切れ目なく見続けるのは至難の状態になってきた。今回だって、年間シート席を持っている人間の優先販売で席を確保できただけなのだから。
 ホント、ムリせず、行ける時に行く、というスタンスでやっていくしかない。チームがどんどんメジャーになって、どんどん遠い存在になっていくような寂しさは、注目し、支持していた無名お笑い芸人が有名になっていく過程と同じか。でも、ま、今後も細く長く、私もずっとレッズの試合は見続けていきますよ。
 優勝セレモニーの場内一周が行なわれる前に私はスタジアムを出て、自転車に乗った。もちろん、まだ歯は痛い。
 

コメント

おもしろい
八木
(2007-11-15 13:43)

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