山中伊知郎「お笑いライヴを行く!」

大河ドラマとベンジャミン伊東
 大相撲の千秋楽でもあり、23日の日曜日はテレビをよく見た。ただ大河ドラマは見なかった。どうも今回の『江〜姫たちの戦国〜』は、私的には乗り切れないのだ。お市の方がややくたびれた主婦の匂いがする鈴木保奈美で、しかもいきなり今までの定説とは逆に、浅井長政の裏切りを兄・織田信長にわざと伝えなかったという新解釈が、どうも納得できない。あれで、何となく醒めてしまった。同じ脚本家の『篤姫』の時は、毎回、ほぼ欠かさずに見ていたのだが。

 偶然、昼間、チャンネルを回したら『ウチくる!?』のゲストとして伊東四朗が出ていて、何と、ベンジャミン伊東の「電線音頭」をやっていた。あれ、本人いやがってやらないんじゃないかと思っていたが、やる時はやるんだな。
 忘れもしない、昭和50年代のヒット番組『みごろ! たべごろ! 笑いごろ』の中で飛び出した「電線音頭」。
小松政夫扮する小松与左衛門とともにハデハデの衣装で突然登場する伊東四朗扮するベンジャミン伊東が、まず前フリをかました後、『電線音頭』が流れ、ボディーは全身白と黒の縞模様で、表は黄色、裏地は赤の珍妙なマントのデンセンマンが踊る。また、それに続いて次々と他の連中も踊る。
ベンジャミン伊東率いる「電線軍団」はまったく必然性はなく、適当に「乱入」してくるという感じ。さらに、この「電線軍団」がいったい何を目的に結成されたのもわからないし、デンセンマンの「ニューギニアの火力発電所から100万ボルトの送電線に乗ってやってきた」という設定も、ちっとも説得力がない。
 つまり、単なる無意味な「バカ騒ぎ」に過ぎないのだが、あのわけもわからず狂乱する盆踊りテーストが「電線音頭」の魅力でもあった。
 懐かしいな、あの無意味なバカバカしさが。

コメント

ベンジャミン伊東の「電線音頭」 伊東四朗一座など舞台ではよくネタとしてやってますよ。
塩谷素彦
(2011-01-24 09:33)

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